＜池波正太郎生誕100年企画＞映画「仕掛人・藤枝梅安」TV初・二部作連続放送

仕掛人・藤枝梅安２（主演：豊川悦司）

10月22日(日) 19:00～ 

京では、井坂惣市（椎名桔平）という男を中心に無頼の浪人集団が町家で暴れまわっていた。 そのころ、藤枝梅安（豊川悦司）は幼いころ自分を拾って、鍼医者にしてくれた恩人・津山悦堂（小林薫）の墓参りをするため、相棒の彦次郎（片岡愛之助）とともに京に向かっていた。その道中で、彦次郎はかつて妻と子を死に追いやった憎い仇の顔を目にする。初めて明かされる彦次郎の生い立ちだったが、見かけた男は松平甲斐守の家臣・峯山又十郎（椎名・二役）であり仇ではなかった。しかし峯山には不審な動きもあり……。一方すれ違いざま、梅安の顔を見て、目を見張る浪人がいた。男の名は井上半十郎（佐藤浩市）。井上と梅安も切り離せない憎悪の鎖でつながれていた。新春の祭りで華やぐ京の町で、彦次郎と仇、梅安と井上、過去の因縁の決着をつけるべき時が来た。

時代小説の大家・池波正太郎が生誕100年を迎えた2023年、”新たな梅安”が誕生！『鬼平犯科帳』『剣客商売』とともに池波正太郎の三大シリーズとして長く愛されてきた『仕掛人・藤枝梅安』を、豊川悦司主演で新たに二部作で映画化。10月はシリーズ第二作をTV初放送する。主人公・藤枝梅安に扮する豊川悦司をはじめ、相棒・彦次郎役の片岡愛之助、梅安が唯一心を許す女性・おもん役の菅野美穂など、日本を代表する名優たちが”新たな梅安”の世界を作り上げる。さらに第二作では、ゲストとして一ノ瀬颯、椎名桔平、佐藤浩市が躍動。梅安と彦次郎の過去の因縁の結末を抜群の存在感で彩る。原作誕生からおよそ50年。人の命を救う「鍼医者」と悪を闇に葬る「仕掛人」、ふたつの顔を持つダークヒーローの造形と江戸社会の陰影を、新時代の時代劇として復活させたエンターテインメント大作。※同日14:00～第一作も放送へ。

華麗なる宝塚歌劇の世界～Season５～

維新回天・竜馬伝！－硬派・坂本竜馬Ⅲ－（’06年宙組 宝塚大劇場）

10月23日(月) 23:00～ 

幕末、徳川幕府への不満を持つ各地の志士たちが新国家建設に乗り出していた。土佐の郷士・坂本竜馬（貴城）は、江戸の北辰一刀流千葉道場で剣術を学んでいたが、開国論者の勝海舟（立ともみ）に共感して弟子入りし、道場を破門される。京に出た竜馬は神戸海軍操練所で学び、後に妻となる伏見・寺田屋の養女・お竜（紫城）と出会い、次第に心を通わせて行く…。竜馬は同郷の友人・中岡慎太郎（大和）の協力を得て奔走。薩摩の西郷隆盛（寿つかさ）と長州の桂小五郎（北翔海莉）の対面を実現させ、ついに薩長同盟が締結する。勝は同盟の立役者である竜馬が考えた新たな策を将軍徳川慶喜（蘭寿とむ）に進言することに…。

'89年（バウホール）と'96年（シアター・ドラマシティ）に真矢みき（現・真矢ミキ）主演で上演された『硬派・坂本竜馬！』を宝塚大劇場用にリメイク。維新の主役・坂本竜馬の生涯と人間的魅力を描く。当時の宙組新トップコンビ・貴城けいと紫城るいのサヨナラ公演。　※本編前後に解説付き。　コメントゲスト：寿つかさ