北大路欣也主演「剣客商売スペシャル」6作品一挙放送

剣客商売 御老中暗殺

3月5日（火） 14:00～ 

チャンネル視聴者からも圧倒的な支持を集める池波正太郎の人気シリーズ『剣客商売』。時代劇ファンからも絶大な人気を誇り、これまで幾度となく映像化されてきた。3月9日に放送される「三屋清左衛門残日録」最新第7作を記念して、今回は“時代劇スター” として活躍を続ける北大路欣也が演じた「剣客商売」6作品を放送。60年以上第一線を走り続ける彼が主演を務めた膨大な数の作品の中でも、北大路本人が「時代劇を越えた人間味あふれるストーリー展開に毎回心を動かされる」と語った本作をお楽しみいただきたい。
※3月5日（火）スタート　毎週（火）～（木）14:00～

諸国剣術修行の旅から戻り、老中・田沼意次（國村隼）が催した剣術試合で七人抜きをして注目を集めた秋山大治郎（斎藤工）は、父の秋山小兵衛（北大路欣也）が浅草の外れに建てた道場にひとりで住んでいた。ある夜、「ある人物の両腕の骨を叩き折っていただきたい」との依頼を受けた大治郎だが、相手の名も事情も言えないという怪しさにこれを断る。その奇妙な依頼を聞いた小兵衛が調べたところ、五千石の旗本・永井和泉守の嫡男と老中・田沼意次（國村隼）の隠し子・佐々木三冬（杏）との縁談が持ち上がっている事が分かる。女剣士の三冬が「自分の夫は、自分より剣の腕が立つ男」と公言していることから、小兵衛は、田沼との縁続きを狙う永井和泉守が嫡男を勝たせるために三冬を狙うと読む。その頃、田沼の政を快く思わない御三卿のひとり一橋治済が、田沼の暗殺を密かに計画していた…。

映画「大菩薩峠」＜4Kデジタル修復版＞3部作3週連続大放送！

大菩薩峠＜4Kデジタル修復版＞

3月17日（日） 19:00～ ほか

その美しさと重厚な芝居で独自の世界観を築き上げた役者、市川雷蔵。享年37歳というあまりにも早すぎる最期を迎えた圧倒的な才能は今もなお多くの人々の心を捉えて離さない。そんな雷蔵の妖しい魅力が光る人気作、「大菩薩峠」3部作「大菩薩峠」「大菩薩峠　竜神の巻」「大菩薩峠　完結篇」を昨年1月から3カ月連続で放送。4Kデジタル修復版で甦る名シーンの数々は多くの時代劇ファンを沸き立たせた。初放送から約一年――、大反響にお応えして満を持して3部作をふたたび放送。今回は3部作を毎週1作ずつ3週連続でお届け！雷蔵晩年の代表作「眠狂四郎」にも通ずるニヒルでミステリアスな剣客・机竜之助の剣技を最高画質でもう一度、ご堪能ください！

大菩薩峠の頂上。机竜之助（市川雷蔵）は、居合わせた年老いた巡礼を一刀のもとに斬り捨てた。祖父の死に驚いたお松（山本富士子）は、怪盗・裏宿の七兵衛に助けられ、江戸へ向かう。一方、竜之助は、御嶽山の奉納試合の相手・字津木文之丞の許嫁・お浜（中村玉緒）から、勝ちを譲るよう頼まれるが、これを断り、試合の中で文之丞を斬り倒す。そして水車小屋で悲嘆に暮れるお浜の操を奪った竜之助は、お浜を妻として共に江戸へ向かう。文之丞の訃報を知った弟の兵馬（本郷功次郎）は、竜之助の妖剣を討つべく、剣聖・島田虎之助（島田正吾）に学ぼうと江戸へ向かう。
※大菩薩峠の「薩」右下部首は正しくは＜産＞