伝統の味じっくり味わう

高畠町立高畠中学校で13日、置賜の伝統食材、鯉に関する授業が行われ、3年生が給食で鯉の甘煮を味わった。授業を行ったのは、高畠町に鯉の養殖所を持つ、長井市の鯉加工業者、高橋鯉屋。給食では、3年生と職員合わせて240人分の鯉の甘煮が用意された。生徒たちは慎重に骨を取り除きながら、長時間煮込まれた鯉の柔らかい身を頬張り、受験シーズンを前に英気を養っていた。